信越化学は1953年、日本で初めてシリコーンを事業化しました。以来、70年以上にわたり、シリコーンの優れた特性を活かして5,000品種を超える製品を開発し、電気・電子、自動車、建築、化粧品、ヘルスケア、化学など、さまざまな産業分野のニーズにお応えしてきました。また、アジアや欧米など、世界13か国に生産・販売拠点を設置して、マーケットに直結した供給体制を整えています。その結果、国内トップ、世界でも有数のシリコーンメーカーに成長しています。
ケイ素を主原料にしたシリコーンは、その分子構造から、実にさまざまな特長を兼ね備えているだけでなく、製品設計の自由度が高いなど、無限の可能性を持っています。当社では、ケイ素化学を駆使した課題解決(Shin-Etsu Silicones Solution-Engineering™)を推進することで、お客さまと社会のさまざまな課題解決に貢献していきます。そして、これからも、お客さまとともにさらなる成長を目指して事業に取り組んでまいりますので、今後とも一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
信越化学工業株式会社
常務執行役員 シリコーン事業本部長
佐藤 行徳